直ドリのしかた

直ドリのしかた

～直ドリとは～

真っ直ぐな道をグネグネとドリフトしながら走るワザです（笑）

要はストレートの中に小さい（または大きな）Ｓ字があると考えて走ります。

直ドリ結構簡単なようで実は難しいワザです

バッチリ決めるとカナリ芸術点が高いワザなんですが、

最近はサーキット等では直ドリ中にぶつかる人が多く、なにかと敬遠されたり禁止されたりしてる事が多く、今更出来るようにならなくてもイイ技なのかもしれませんが、「ドリフト」とは車をコントロールするのが「楽しい」事なハズなので、完全に出来るようになると自分のスキルアップに繋がると思います。

直ドリは禁止されていても、「出来ないからやらない」のではなく「出来るけどやらない」の方がカッコイイじゃないですか（＾＾）

出来る人にはすぐ出来る、しかし出来ない人は５年位掛る技です

なんとなーく出来たりするんだけど・・・

２発位なら出来るんだけど・・

イマイチ良くやりかたが解からない・・・

こんな人に人にはうってつけのこのコーナー！

きっとコレを読んだらアナタも明日から直ドリが出来る！

（かもしれないっっ！）

こんな筆者？は直ドリは最も得意な技の一つです。タイヤが持つ限り「永遠に」出来ます。若かりし頃は勢いで首○高を直ドリで走ってたりしてました　（ナイショです♪）

注　（ここで紹介する練習は必ずサーキットで行なって下さい）

●１速、２速、３速での直ドリ

●１速～２速～３速への連続直ドリ

まず理論的にはＳ字の降りっ返しと同じ事なんですが、そのメカニズムはドリフトしている状態からアクセルを戻すとリヤタイヤがドリフト状態からグリップしようとしてドリフトしている車が真っ直ぐに戻ろうとします、そこですかさずステアリングを逆に切り、戻ってくる勢いも利用して逆にドリフトを開始します、その繰り返しです。

それでは始めましょう。

１速でも２速でも３速でも基本的には一緒なんですが、１速ではタイヤを多く回転させる事が物理的にムリなので小さい幅でしか直ドリが出来ません、しかも幅が狭くなると言う事は、それだけ道幅を狭くしか取れないので相対的に操作が忙しくなるので、最初の練習には向きません

では、３速がイイかと言うと確かに３速ではコースを大きく取れるので操作自体もゆっくりしていて、やり易かったりもするんですが、３速でタイヤをホイールスピンさせ続けるには、それなりのパワーと技術も必要だし相対的に速度も上がってしまって恐怖心も出てきてしまうので、パワーと速度の関係でオススメは「２速ＤＥ直ドリ」です。

ではまず図解①です。

（ハイテクなのかローテクなのかわからない画像ですが、イイ方法が思い付きませんでした）

画像の解説

道幅は①～⑦までとします。そして道の真中が④です。

簡単に説明すると、コースのど真ん中から加速します。そして①に向かいます、そこで①のポイントでステアリングを左に切ると同じにサイドを引くなり、クラッチを蹴るなり、ブレーキングなりでリヤを出します。そうしたらアクセル全開のまま右にカウンターを当て、①～③まで行きます、そして③まで来たらアクセルオフです、そうするとグリップが回復しだし、スライドは止まろうとしてリヤが戻ってきます。そこで右に当てているカウンターを戻しながら（左に切りながら）。③～④にリヤが戻ってくるチカラを利用しつつ④まできたら再びアクセルＯＮで左にカウンターを当てて半円を描くようなラインを進みつつ、⑤⑥⑦⑥を通過し、⑤に来たら再びアクセルオフ、そして真中の④で左に当たってるカウンターを右に切っていきます。

非常に簡単に言うとこの繰り返しです。

いくつかのポイントを書くと、まずステアリングの（カウンターの量）が解からないかもしれませんが、図を良く見てもらうと解かるのですが、フロントタイヤは常に直進方向を向いています。基本的に直ドリをしていても車は前進方向に向かっているのでフロントタイヤが前を向いているのは当たり前なんです。

実はこの「フロントタイヤがまっすぐ前だけを向いている直ドリ」はステアリングを離したままアクセルワークのみで出来るのです。いわゆるキャスター角を利用した「セルフカウンター直ドリ」なんです。

しかし、この「しゅるしゅるハンドル直ドリ」は車のアライメントによって付く角度が決まってしまい（えてして深くなりがち）、しかも道幅が多く必要になり、前に進むステキな直ドリにはなりません。（ちなみにこの方法では日光裏３発は不可能です）

しかもこの方法は１速～２速までが限度で３速で行なうにはカナリのパワーと道幅が必要です。

しかもイキナリ３速で行なうのは危険がデンジャーなので、この方法で１速２速までの練習をして、タイミングを体に叩き込むといいでしょう。

では３速以上、または２速でもパワーがいっぱいいっぱいで出来ないと言う方は次の方法でやります。（少し難しくなりますよ）

当然ながら直ドリを開始するまでに充分に速度を乗せている事が大切です。そしてポイント①でクラッチなどでリヤを出し、そこから全開です。カウンターを当て、ポイント②まで行ったら②～③の中間で右に当ててるカウンターを瞬間的に左方向に当てて車をスピン状態に持って行き、ポイント③でカウンターを右に当てると同じにアクセルオフ、そのままポイント④までアクセルオフで行ったらポイント④からアクセルオン、（この方法だとアングルが浅くなってしまうのでポイント⑤でリヤのグリップが戻ってしまう事が多いので、④～⑤の間にクラッチを蹴ってリヤタイヤがグリップしてしまうのを防ぎます）

これの繰り返しです。

では、２速で行なってきて速度も上がってきて回転も、もういっぱいになってしまったら、そこでシフトアップするのですが、どこでするかと言うと、ポイント④～⑤のアクセルがオフの状態の時についでにシフトアップします。３速にシフトアップすると、当然回転が落ち込んでしまうのでポイント⑤でシフトアップした瞬間にもクラッチを蹴って回転を上げ、リヤがグリップするのを防ぎます。

基本的には１速から始めて３速（４速まで行けるかな？）までシフトアップするのは同じ方法（ポイントです）これはあくまで推奨ポイントなので逆に振っている時の④～③でやっても同じです。

シフトアップ時のもうひとつのポイントとしては、

●なるべく早くシフトアップする（笑）

●スピン状態を思っているよりも大きめにアングルを付けておいて、アクセルオフでリヤが戻ってくるまでのタイミングを多く取る。（そうするとシフトアップへ使う時間が多く取れるのでシフトアップがゆっくり行なえる）

●クラッチを切る時はワザと回転が落ち込む事を見こんでシャクリ気味にしておいて回転上げて置き、尚且つが繋ぐ時は少しクラッチを滑らせるようにして繋いだ方が、クラッチには優しくないですが、タイヤも滑り易くミッションにも優しいです、得てしてこれをやろうとすると、乱暴になりがちなのでミッションを壊してしまう事が多々あります。

更にもっと大雑把な直ドリのポイントとしては

●コースのど真ん中で振りっかえす（これすごく重要）

●振りっ返した後はクラッチを蹴る

●当たり前だが「常にタイヤは滑らせておく」

●早め早めの振り返し

●コースは目一杯使おう

●ダーgうと距離が稼げる

●何度も上の「やり方」を読み返す

●目線は「前」

●イメージ的にはフロントタイヤを軸にしてリヤだけ振る

●壁に注意

●失敗すると「じゅんや」してしまう

以上を踏まえて練習してみてください。

くれぐれも街中で練習はしないようにしましょう

サーキットなどで会う事がありましたら直接教えてさし上げますです（＾＾）

リクエストがありましたら「高速コーナーでの直ドリ」でも書こうかな？

他に何か質問等がありましたらなんなりと掲示板の方へどうぞ♪

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